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TOPPANホールディングス株式会社

TOPPANは1900年の創業以来社会的価値創造企業を目指し、「印刷」を原点とするあらゆる技術・ノウハウをベースに、時代とともに変化する市場・顧客のニーズを把握して、幅広い事業活動を行ってきました。また、2021年1月には地球環境課題への長期的な取り組み方針を定めた「トッパングループ環境ビジョン2050」を策定し、脱炭素社会・資源循環型社会の実現に貢献する取り組みを推進しています。

当社はエネルギーの低炭素化と循環型社会の実現に向け、古紙を原料としたバイオエタノール製造技術開発と事業の立ち上げにENEOS株式会社と共同で取り組んでいます。本事業では、通常の再生紙だけでなく、リサイクルが難しいとされる防水加工された紙やノンカーボン紙などの難再生古紙も、バイオエタノールの原料として最適化して使用します。また、当社の幅広い顧客とのネットワークを通じ、難再生古紙を含めたセルロース系廃棄物の調達ルートを構築して参ります。古紙などの非可食セルロース由来のバイオエタノールを原料とすることで、CO2排出量削減効果の向上に加え、食糧との競合回避や安定的な原料確保が期待できます。