国産SAFは
身近なものから生まれます
未来の空のために、
動き出そう。
オールジャパンで、
カーボンニュートラルな空へ。
ACT FOR SKYは、
持続可能な航空燃料SAF(サフ)の
国内でのサプライチェーン構築と普及を通じて
カーボンニュートラルな空の実現を目指す
オールジャパンの有志団体です。
CONCEPT
空を見上げて、
地球環境と向きあっていく。
近年の異常気象の原因と言われる地球温暖化。
熱中症など健康や自然災害、農業・水産業への影響が懸念されています。
そこで世界的に注目されているのが、
温室効果ガスの排出を全体として
ゼロにするカーボンニュートラル。
わが国では「2050年カーボンニュートラル」を宣言し、グリーン成長戦略を策定。
その中でも言及されているSAFを通じて、
ACT FOR SKYは脱炭素化に取り組んでいきます。
カーボンニュートラルの切り札、
国産SAFの普及・拡大を目指して。
これまで航空分野のCO2排出量削減は困難と言われてきましたが、ついに空のカーボンニュートラルを実現する抜本的な取り組みが動き出しました。
それが、持続可能な航空燃料(SAF)の製造です。
ACT FOR SKYは国産SAFの商用化、そして普及・拡大を進めます。
WHAT’S SAF?
SAFって何?
SAFは、Sustainable Aviation Fuelの略。
化石由来ではないものを原料とする航空燃料であり、
これまでの化石由来の燃料と比べて、CO2排出量を大幅に低減できます。
既存の航空機や給油設備などのインフラをそのまま使用できるのも特長です。
2050年カーボンニュートラルへ向けたSAFの貢献度は高く、
航空分野における脱炭素化の切り札になると期待されており、
様々な原料をSAFにする為の技術開発が意欲的に行われています。
- 新技術
- 運航方式の改善
- SAFの導入
- 排出権取引
出典: ATAG Waypoint 2050
CO2 emissions (millions of tonnes)
- 2,000
- 1,500
- 1,000
- 500
2050年
カーボンニュートラルへ向け
SAFを普及・拡大
SAF
NET ZERO
- 2015
- 2020
- 2025
- 2030
- 2035
- 2040
- 2045
- 2050
空を見上げて、
地球環境と向きあっていく。
これまで、航空燃料は石油から製造されており、
製造サイクルにおいてCO₂を排出するものでした。
SAFも、航空機での使用時にCO2を排出しますが、
たとえば、その原料が植物に由来するものであれば、
排出されたCO2は光合成により植物に吸収され、
その植物が再びSAFの原料となります。
そのため、製造サイクル全体でのCO2排出量を削減することができるのです。
従来の生産サイクル
SITUATION
カーボンニュートラルな空へ
2030年
本邦エアラインによる燃料消費量の10%をSAFに置き換える
(2021年 国土交通省の設定目標より)
2050年
日本の国際航空分野においてカーボンニュートラルを達成
(2022年 日本国として宣言)
2030年訪日客6,000万人の観光立国という政府目標に貢献
日本国内でのSAF供給・利用を実現
日本の産業全体に持続可能な SAF バリューチェーンを提供
国産SAFの普及・拡大に貢献
国産SAFの普及・拡大
原料確保と技術開発が不可欠な国産SAFの普及・拡大にとって原動力となるのは、企業・業界の枠を超えた横断的な連携です。
TEAM ACT FOR SKY
メンバー構成
ACTメンバーとSKYメンバーが「TEAM ACT FOR SKY」として連携し、
国産SAFのサプライチェーンをつないでいきます。
ACTメンバー
事業として国産SAFに直接関与し、
サプライチェーン構築の主体となる企業
SKYメンバー
国産SAFのサプライチェーン構築に
必要となる企業や自治体
2022年
世界のSAF生産量は需要のわずか
0.03%といわれている