TEAM

SKY Member

中部国際空港株式会社

2020年の国連SDGsサミットにおいて、2030年までにSDGsを達成するための「行動の10年」がスタートしたことを踏まえ、私たち中部国際空港セントレアグループは、2021年を「セントレアSDGs元年」とし、SDGsを経営の真ん中に据えることで、経営基盤の強化と社会への貢献の両立を図ってまいりました。
特に、地球温暖化の一因である温室効果ガスの削減が、世界規模での課題となっていることから、「セントレア・ゼロカーボン2050」を宣言し、2022年12月に国土交通省が示した「航空脱炭素化推進基本方針」に基づき「中部国際空港脱炭素化推進計画」を策定しました。2023年12月には国土交通大臣の認定を受け、空港関係者が一丸となって取り組みを推進しているところです。

航空業界の脱炭素化に寄与することは空港会社にとっても使命であり、国が主催する「SAFの導入促進に向けた官民協議会」や民間企業がSAFの商用化及び普及・拡大に向けオールジャパンで取り組む「ACT FOR SKY」に参画し、空港周辺の自治体をはじめとして、家庭等から排出される廃食用油のSAFの原材料として回収することについて働きかけをしております。
今後、各空港において、SAFの供給が航空会社の空港選択において重要なファクターになってくると思われます。
地域にお住まいの皆様、航空機をご利用されるお客様に、航空業界の脱炭素化やSAFについて理解を深めていただき、地域の皆様のご協力をいただきながら脱炭素化及び資源循環の取り組みを推進してまいります。