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一般財団法人 日本海事協会
1899年の創立以来、安全確保及び環境汚染防止のため、船舶検査・船級登録を主業務として、現在、登録隻数は9,000隻以上、隻数において世界最大の船級協会となりました。その他、第三者機関として培った知見をもとに、ISO等、様々な認証業務等を通じて社会に貢献しております。
GHG排出量検証(ICAO,IMO)にはじまり、2024年10月に航空代替燃料(SAF)のSCSとしてICAOから承認を受けました。海運・航空の脱炭素化に向けて、国内を基軸に2050年のカーボンニュートラル社会の実現に向けて貢献してまいります。

産・官・学が連携しSAFの生産拡大に向けた検討や実証実験が進められているものの、需要に対して供給量は少なく、またICAO認証を受けるためのSCS(Sustainability Certification Scheme)はEUの組織(EU基準)のみで、認証取得にかかる時間、コスト及び労力が目下課題となっておりました。そこで、本会はICAO基準による効率的な認証取得、CORSIA SAFの普及・拡大のため、日本起点のSCS設立に向けて準備を進めてまいりました。
2024年10月に、世界で3機関目のSCS(EU以外では初)として正式に承認されたことを受け、提携する認定機関及び認証機関と共に、SAFの供給拡大に向けて取り組んでまいります。