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東芝エネルギーシステムズ株式会社
当社は、東芝グループの注力分野であるエネルギーソリューション事業を担う会社として2017年10月1日に（株）東芝より分社し、発足いたしました。今後は、電力インフラの構築・保守や技術開発などで得た豊富な「再エネ」や「省エネ」、「エネルギーマッチング」などの知見を生かしながら、カーボンニュートラルの実現に貢献していきます。また、先進のIoTやAIの技術を用いて、次世代のエネルギーサービスの具現化を推進していきます。
東芝エネルギーシステムズは、SAF製造に必要な二酸化炭素(CO2)を一酸化炭素(CO)に転換するCO2電解技術の開発に取り組んでいます。CO2を気体のまま直接COに変換する触媒技術と、燃料電池で培った製造技術を応用し、処理量を実用レベルまで飛躍的に向上します。COと水素(H2)から液体燃料を合成するFT合成技術と組み合わせてSAFを製造する『P2C1』による炭素循環ビジネスモデルを検討2しており、ACT FOR SKYでの活動を通し、他社との連携を含め、SAFの普及・拡大に向けた活動を一層強化して参ります。
*1：再エネの電力を利用してCO2を分解し、化学品などに再生する技術（Power to Chemicals）
*2：東芝エネルギーシステムズ、東芝、JCCS、出光興産、東洋エンジニアリング、ANAとのコンソーシアムで環境省委託事業を受託
